当塾では地元中学の定期テスト期間に合わせて、なんとテスト当日の朝5時に塾を開校します。
つまり、生徒たちは制服のまま塾に来て、最後の見直しや質問など対策学習を行い、塾の手作り朝食を食べてから学校へ行くのです。
<なぜ早朝なのか>
朝は人の活動を活発にします。
副腎髄質から分泌されるアドレナリンと、副腎皮質から分泌されるコルチコイドという二つのホルモンが互いに作用し合い、精神と身体の両面の活動を盛んにするといわれているのです。
もちろん、それらは、一日中分泌されているのですが、夜明けから次第に分泌を増し、通常は朝の7時ぐらいにピークを迎え、通常の3倍ほどとなります。
それならば、生産性が高い時間帯に学習をすることがもっとも効果が高いということなのです。
また、早起きによりセロトニン神経を鍛えることができます。
セロトニン神経とは脳の中心である脳幹のさらに中央部分に核を持ち、あらゆる神経系に結合している神経回路です。
セロトニンには、神経伝達物質であるドーパミン(喜び・快楽)やノルアドレナリン(恐れ・驚き)等の情報をコントロールして精神を安定させる作用があり、「脳内元気物質」とも言われます。
セロトニン神経が活性化されると、精神的に安定し、活発な状態ができます。
<実際にできるのか>
保護者さまがたは大変なようです。
しかし、頑張るわが子を応援したい、という一心から早朝から送りだしてくださいます。
朝5時!?
最初は眠そうな生徒たちも、30分もすれば、すっかり目が覚めています。
朝、頑張って学習に取り組み、学校や習い事で疲れた夜は早く寝る。
これが心身に良くないはずはありません。
当塾では中学校のテスト期間だけですが、この期間が終わっても、ご家庭でもそれを継続してくれれば幸いです。
ちなみに、今年、当塾から東海中、滝中に合格した生徒も朝型でした。
効率よく学習するには、「勉強のやり方」、「ノートの取り方」よりも、
いつやるか!?
ということかもしれません。
ちなみに、
今
ではありません。
朝でしょ!?
それも、継続することが大切。
時々頑張るウサギ型よりも、日々努力するカメ型の方が競争力は強いのです。
当塾では頑張る皆さんをとことん応援いたします。
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